- THE FICTITIOUS MARKET -

- ここは現存することのない架空と現実の隙間に生まれた店 -

 

 

- OWN RULE -

 

この EDEN WEB STORE の管理人でもあり、実店舗の店長、そして THEE OLD CIRCUS というブランドの主宰、デザイナーである JB ウラノの個人的な決めごととしてこれは存在する。 僕はお客様、エンドユーザー様をFAMILYと呼びます。そしてお取引のある取扱い店ショップ様をFAMILY SHOPと呼びます。

この僕のお店であるGarage EDENはFAMILY SHOPという枠組みの中に混じりつつも、その性質から直営店舗という域を出ることは叶いません。ブランドを主宰する側、モノ作りをする立場から見てそう思うのです。そういった自分たちが作ったモノを直接販売する自分たちの立ち位置よりももっと上位に僕らがFAMILY SHOPと呼ぶ販売店の皆様がいらっしゃいます。日々の中でうちのようなブランドを大切に扱って販売して頂き、またFAMILYである皆様と僕らの大切な接点を下さる大切な存在です。だから僕はまず出来る限りFAMILY SHOP様で買って欲しいとFAMILYの皆様へ伝えたいと思います。それがうちのようなプレスリリースも弱く、知名度も高くないブランドを大事に取扱って下さっているFAMILY SHOP様へ僕らが出来るちいさなひとつの恩返しでもあると考えるからです。そういった理由からGarage EDEN WEB STOREはFAMILY SHOPの全てのWEB STOREの中で「買い物をするSHOPとして最後に選ばれるサイトであるべき」だと考え、このサイトを運営しております。そのため買って頂く際にいちいちとメールを送り商品の内容の確認、サイズの確認などのやり取りをさせて頂きます。WEB通販という「便利さ」を追求するサイトでありながらもそういったやり取り自体を楽しんで頂ける方にだけ買って頂ければと思っております。 そしてそうしたこの想いをご理解頂いた上で尚、このGarage EDENから、僕からモノを買いたいとおっしゃって下さる方が居てくれたらそれは心から嬉しいことであると考えております。 僕はこう想っています。 ひと手間の中に大切な繋がりが生まれることもある。 モノは人を通じて同じモノではなくなる。 ただ買物が出来るだけならば、どこでもいいってわけじゃない。 その中でFAMILYという特別な繋がりとただの洋服屋とお客という関係だけでは終わらない楽しみがあると思っています。そういった全ての想いも込めて僕はこのTHEE OLD CIRCUSというブランドを始め、僕が関わる全てのモノというものを僕なりに大切に考えております。 わがままだけど、こんな想いも知って頂いた上でうちのブランドやモノを愛して頂ければと思います。

 

※ Garage EDENに在庫があり、FAMILY SHOP様に在庫がない場合にはFAMILY SHOP様を経由してお買い求めすることも可能となっております。詳しくは各FAMILY SHOP様へお問い合わせ下さい。

※ カートの使用方法やお支払い、送料(返品、交換)に関しては左記 「INFORMATION」 をご覧下さい。

 

 

- for OLD MY FAMILY -

僕は僕なりの言葉で皆さんや取引先であるSHOP様を呼びます。それが FAMILY という言葉であり、FAMILY SHOP という言葉です。言葉はただの言葉かもしれません。それでも自分の中でこの古びた言葉を使い続けます。僕は自分の仕事に命を賭けています。そして仕事が大好きでもあります。ただしこの仕事を通じて出逢う様々な人とはいわゆる友達にはなかなかなれません。残念でもあり少し悲しくも感じますが、これはどこかで「仕事」で結び付いたものだからです。友達とはもっと純粋な意味合いでのものだとも思っているからです。FAMILYという言葉も日本語であれば家族ですので、もっとさらに純粋な意味合いかもしれない。けれど、この言葉を使う。 「お客さま」、「お客さん」そうは呼びたくない。それが始まり。元々僕は片田舎の小さなお店のただの店員だった。それが始まりで、今は偶然にもブランドの主宰でありデザインの絵描く仕事になった。良いモノ、気に入って頂けるモノを作る仕事であることは大前提であり、それを偶然気に入って下さった方々がエンドユーザー様、ショップ様も含め仕事としてはお客さんとなって下さる。でも、上にも書いた通り僕はモノは人の手を渡り、その人の手の温度を通じてそのモノの意味合いは大きく変わると信じています。そういった中ではきっとモノはモノだけの意味を越えて、より人と人とを結びつける役割も担っていると思っています。自分が作ったモノももちろん誰かにとってのそういうモノとなってくれたらならという願いもここには含まれています。FAMILYにとってそれぞれの自分だけの特別なFAMILY SHOPがありそこにはFAMILYのことを知っているFAMILY SHOPの方々が居ると思っています。ただそのモノが欲しいだけならどこでも買う事が便利な世の中になりました。でも、きっと手の温度や想い、そう僕が想うMINDというのはどんな時代や便利さの中にも生まれると信じていますし、それを自分たちの仕事としても楽しみたいと思っています。 もちろん僕とあなたは血は繋がっていないかもしれない。けれど、同じMINDを持って下さればきっと家族のような、ファミリーのようになれるのではないかと思っています。僕はこのブランドやモノ作りだけでなく、自分の全てにおいてこの言葉を使い続けます。 僕は通信販売をして下さる際には可能な限り手書きで一筆添える事にしています。そこにはいつもこう記します。

 

「Thank you my FAMILY」と。

 

by Johnny Brown - URANO TAKAHIRO -